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吉岡直樹
コントラバスとジャズ
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カリキュラム

それぞれのレッスンの内容や方法について説明します。

  • ベース・レッスンのカリキュラム
  • アンサンブル・レッスンのカリキュラム
  • ジャズ・セオリー・レッスンのカリキュラム

ただし、いずれも一例であり、それぞれの到達度や目標などに対して適切なカリキュラムづくりに努めて、万全のサポートをいたします。

ジャズを学ぶということ

ジャズのレッスンを受けようと考えると、たいてい自分の楽器の指導者を探します。もちろんそれで問題ありません。

しかし、ジャズの演奏に必要な知識は楽器の演奏技術だけではありません。ジャズは即興音楽です。英語に例えるならば、英語で劇をするのではなく、英語で即興のお笑いをするようなものです。英語で劇をする場合は、とりあえず多少意味が怪しくても自分のセリフと順番とタイミングさえ覚えれば最低限の形になります。しかし、お客や相方と丁々発止のやり取りを行うには、語彙力、文法力、リスニング、とっさの判断など、総合的で高度な語学力が問われます。

つまり、楽器の演奏技術だけでなく総合的な理解力が求められます。

ジャズの演奏スキルを分類すると主に次のようになるでしょう。

  1. 楽器の演奏技術(ベースの場合)
    • 身体的スキル(楽器を正確に演奏すること。楽器の音色を引き出すこと)
    • 演奏表現(楽譜や思いついたフレーズを効果的に表現する力)
    • 運指法(運指の手詰まりに陥らないこと)
  2. 聴音
    • メロディやコードを聴き取る力(狭義の聴音)
    • リズムを正確に聴き取る力(動体聴力)
    • アーティキュレーションや音価を聴き取る力
    • ダイナミクスを聴き取る力
    • アンサンブルのなかで自分や周りの音が聞こえること
  3. 音楽の理解 (音楽な基礎知識や実践的知識)
    • ソロやコンピング(ベースの場合ベースラインの演奏)のしかた
    • コードやスケールについての実践的知識
    • リズムやグルーヴについての知識
    • アンサンブルについての実践的知識と判断力
    • 楽曲分析や事例研究
  4. 演奏以外の表現技術
    • 楽譜の書き方
    • 作編曲

それぞれ独立して書きましたが、実際には、物理を学ぶために数学の知識が必要なように、それぞれが相互に関連しています。

例えば、ジャズを演奏したくてベースを習いたいと思う人は、漠然と「上手くなりたい」と考えて門を叩きます。しかし、「上手くなりたい」といっても、実際は「いろいろな曲を覚えて弾けるようになりたい」「ソロを自由に演奏できるようになりたい」「難しい曲や速い曲を弾けるようになりたい」「メンバーに信頼されるプレイヤーになりたい」など、人によってイメージすることや期待することはさまざまです。

しかも、基本的な奏法やソロやコンピング(伴奏)の方法について学ぶ必要があること、さらには、コードやスケールの知識が必要なことは、たいていの方に理解いただけるのですが、聴音の必要性を感じて、そのトレーニングが必要なことまできちんと認識されてトレーニングしようという方はとても少ない印象です。

このように、ジャズを演奏するためには非常にさまざまなことを総合的に学ぶ必要があります。1.に加えて、3.のうちソロやコンピングについては、それぞれの楽器の先生について学ぶことがもっとも効果的でしょう。しかし、それ以外のことを総合的に教わるのは、レッスン時間が限られていることもあり、なかなか難しいのが実情ではないでしょうか。

そこで、私は対面やビデオ通話でのレッスンでは楽器を使ったトレーニングを集中的に行うこととし、メッセージのやり取りで学習可能なそれ以外の課題を宿題(課題)という形で提出していただくことで、強力にサポートする方法を採用しています。また、メロディ、ハーモニー、リズムなど、音楽のさまざまなことを表現したり向き合ったりするベースという立場で学んだことや経験したことを生かして、ベース以外の奏者やボーカリストに対しても音楽をより深く理解していただくためのレッスンに取り組んできました。「採譜(耳コピー)をしたい」「楽曲分析を通じてコードやスケールの理解を深めたい」「きちんとした楽譜を書けるようになりたい」といった目標を設定し、課題に取り組むことを通じて必要な知識を実践的に学んでいただいています。

楽器や歌のスキルは実技ですから、私は独習よりもそれぞれの専門の先生に付いて学ぶことをお勧めします。それ以外の知識や技能については、独習も可能です。しかし、自分の課題や理解度に応じて効率よく学ぶためには、誰かの指導を受けることが有効だと考えます。特に、ソロやコードの採譜や作編曲の課題のように自己採点しにくいことも、レッスンにおいて添削を受けることにより、自分の到達度や課題がより明確になるので、学習をより確実なものにできると確信しています。

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